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『外車はリセールが悪いって聞くけど、自分の車もそうなのかな』と気になっている方は多いはずです。
結論から言うと、外車のリセールは「外車だから低い」とひとくくりにはできません。車種・ボディタイプ・グレード・保証の残り・売る時期で、値段のつき方は大きく変わります。
この記事では、リセールが良い外車と、値段がつきにくくなりやすい外車の傾向を条件で見ていきます。最後に、今乗っている車の価値を確かめる方法もお話しします。
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5年乗ったベンツのCクラスを手放すか迷っています。外車はリセールが低いと聞いて、売るのが少し怖いんです。
その気持ち、よく分かります。まずは「リセールが何で決まるのか」を知っておくと、自分の車の場合がぐっと見えやすくなりますよ。
外車のリセールバリューとはどういう意味?
リセールバリューは「買った車を手放す時に、どれくらいの値段で売れるか」のことです。新車価格に対してどれだけ値段が残るか、という見方で使われることが多い言葉です。
リセールは英語の resale(再販売)から来ています。
車の世界では「売る時の値段」や「値段の残りやすさ」という意味で使われますよね。
例えば「この車はリセールがいい」と言う時は、何年か乗っても売る時に値段がつきやすい、という意味です。
反対に「リセールが低い」は、新車の時の価格に比べて、売る時の値段が下がりやすいという意味になります。
リセールは「買った値段」と「売る時の値段」の差で感じるもの
リセールが良いか悪いかは、売る時の値段だけでは決まりません。
同じ金額で売れても、新車価格が高い車ほど「下がった」と感じやすいんです。
だから外車のように新車価格が高めの車は、売る時の金額が同じでも、値落ちが大きく見えることがあります。
この記事でリセール率の数字を出さない理由
リセール率(新車価格の何割で売れたか)の公的な統計は見当たりません。
しかも買取の値段は、年式・走行距離・グレード・装備・色・修復歴の有無でまったく変わります。
そのため、この記事では「何割残る」という数字は出しません。代わりに、値段がつきやすい条件と、自分の車の価値を確かめる方法をお伝えします。
外車のリセールは本当に低いの?値段が決まる仕組み
そもそも、なんで外車はリセールが低いって言われるんでしょう?
いくつか理由があるんです。ただ、どれも「外車だから」ではなく、売る時の値段が決まる仕組みの話なんですよ。
中古車の買取の値段は、ざっくり言うと「その車を次に買いたい人がどれくらいいるか」で決まります。
日本自動車査定協会の説明でも、査定は各社の「基本価格」が出発点で、そこから車の状態で加点・減点していく考え方です。
つまり、次のオーナーが見つかりやすい車ほど、値段がつきやすくなります。
| 値段に関わる要素 | 外車で起きやすいこと |
|---|---|
| 新車価格 | 新車価格が高めなので、同じ金額で売れても値落ちが大きく見える |
| 保証の残り | 新車保証が終わると、次のオーナーの安心感が変わる |
| 維持費の想定 | 次に買う人が、点検や部品の費用を気にすることがある |
| 型の新しさ | 新型や改良型が出ると、ひとつ前の型の見られ方が変わる |
| 中古車として出回る台数 | ブランドや車種によって、比べられる中古車の数が違う |
| 売り先 | 輸入車をよく扱う店かどうかで、見積もりの出方が変わる |
『結局、外車は不利なんでしょ?』と思うかもしれません。
ただ、上の表はどれも「条件次第」なんです。保証が残っている、人気のボディタイプ、定番の色といった条件がそろえば、値段がつきやすい外車もたくさんあります。
外車のリセールが悪いと言われる理由は、外車のリセールが悪いと言われる理由でもう少し詳しくまとめています。
保証の長さと引き継ぎはブランドで違う
外車のリセールで見落とされやすいのが、新車保証の中身です。
実は、輸入車の新車保証は期間も走行距離の条件もブランドごとに違います。
| ブランド | 新車保証(各社公式・2026年11月4日確認) |
|---|---|
| メルセデス・ベンツ | メルセデス・ケア:新車購入から3年間・走行距離無制限 |
| フォルクスワーゲン | 新車納車日から3年以内は走行距離にかかわらず一般保証 |
| ボルボ | 初年度登録日から5年間・走行距離無制限(一部の旧モデルは3年間) |
| ジープ | 新車登録から3年間(積算走行距離60,000kmまで) |
| ランドローバー | 新車登録日から3年間または100,000km |
保証がどれだけ残っているかは、次に買う人にとって安心材料の一つです。
ただし、売った後に保証を次のオーナーへ引き継げるかどうかもブランドで違います。例えばフォルクスワーゲンの延長保証は、使用名義人が変わると継承できないと保証書に書かれています。
自分の車の保証がいつまでか、引き継ぎの条件はどうかは、保証書とメーカー公式で確かめておきましょう。最新の内容は各社の公式サイトで確認してください。
- 次のオーナーに安心材料を示しやすい
- 保証書・メンテナンスノートで中身を説明できる
- 次のオーナーが修理の費用を気にしやすい
- 延長保証に入れる期間を過ぎていることがある
国産車と比べる時に気をつけたいこと
『国産車のほうがリセールがいい』という話もよく聞きますよね。
ただ、国産車と外車では新車価格も保証の中身も違うので、同じ物差しで比べるのは難しいんです。
比べるなら「今の自分の車が、今いくらで売れるか」を見積もりで確かめるほうが、判断の役に立ちます。
リセールが良い外車・リセールが高い輸入車に共通する条件
リセールの良い車は、次に買う人が「欲しい」と思いやすい条件がそろった車です。車名だけでなく、ボディタイプ・色・グレード・装備・保証で見てみましょう。
リセールの高い外車には、いくつか共通する条件があります。
ここでは「リセールの良い車」を外車の中で探す時の目安を、表にまとめました。
| 条件 | 値段がつきやすい傾向 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| ボディタイプ | SUVなど、中古でも探す人が多いタイプ | 同じ車種の中古車がどれくらい出回っているか見る |
| 色 | 白・黒など、好みが分かれにくい定番色 | 車検証ではなく実車の色と、塗装の状態を見る |
| グレード | 人気の売れ筋グレード、よく選ばれるパッケージ | 新車の時の注文書や装備の一覧を残しておく |
| 装備 | 先進安全装備・ナビなど、後から付けにくい装備 | 純正のオプションかどうかを書類で示す |
| 保証 | 新車保証や延長保証の期間が残っている | 保証書・メンテナンスノートで期間を確認する |
| 整備の記録 | 点検の記録がそろっている | 整備記録簿を年ごとにそろえる |
| 状態 | 修復歴がなく、内外装がきれい | 傷やへこみの場所を自分で把握しておく |
例えば、通勤で年に1万キロほど走る5年落ちのSUVでも、保証の延長が残っていて記録簿がそろっていれば、次の人に安心して勧めやすくなります。
反対に、同じ車種でも書類が抜けていると、店は状態を確かめにくくなるんです。
SUVはリセールの話でよく名前が出る
外車のリセールの話では、SUVがよく話題になります。
ベンツのGLC、BMWのX1やX3、ボルボのXC60のようなSUVは、モデルの数も多く、中古で探す人も多いタイプです。
外車SUVのリセールについては、外車SUVのリセールの条件と確かめ方で詳しくお話ししています。
登録台数が多いブランドは比べる車が多い
日本自動車輸入組合(JAIA)の速報では、2025年(1〜12月)の外国メーカー車(乗用車)の新規登録台数は、メルセデス・ベンツが50,855台、BMWが35,729台、フォルクスワーゲンが31,028台でした。
新車で多く登録されたブランドは、数年後に中古車として出回る台数も多くなりやすいです。
比べられる中古車が多いと、店も値段の目安を持ちやすくなります。ただ、台数が多いことが、そのまま高い値段につながるとは限りません。
最新の登録台数は日本自動車輸入組合の速報で確認できます。
高く売れる外車の条件は、下取り・買取で高く売れる外車の条件にもまとめています。
リセールが悪いと言われやすい外車の傾向
逆に、値段がつきにくいのはどんな外車なんでしょう?
特定の車というより「条件」で見るのが大事です。同じ車種でも、条件が変わると見られ方がかなり違うんですよ。
リセールが悪いと言われやすいのは、次に買う人が少し迷いやすい条件がそろった車です。
車そのものが悪いわけではありません。中古車として探す人が限られる、というだけなんです。
- 新車保証が終わっていて、延長保証も付けていない
- 好みが分かれやすい色や、少し特別な内装の組み合わせ
- 社外のパーツに替えていて、純正の部品が残っていない
- 整備記録簿や取扱説明書、スペアキーがそろっていない
- 新型が出た直後で、ひとつ前の型として見られる時期
例えば、限定色を選んだ車は、その色が好きな人には魅力的です。ただ、探す人の数は定番色より少なくなりやすいんです。
社外パーツも同じで、手を加えた部分を気に入る人もいれば、純正に戻したい人もいます。
純正部品が残っているなら、一緒に査定に出すと話が進みやすくなります。パーツの扱いは外車のホイール・パーツは別に売れる?を参考にしてみてください。
モデルチェンジは「新型」の意味を確かめる
メーカーが「新型」と発表しても、全面改良(フルモデルチェンジ)とは限りません。
例えば、BMWの2024年10月の3シリーズの発表は、本文で「一部改良」と書かれています。
全面改良なのか一部改良なのかで、ひとつ前の型への影響の大きさも変わります。今の車の型が気になる時は、メーカーの公式発表で確かめておきましょう。
「年式が新しい=新しい型」とは限りません。同じ型のまま改良を重ねている車も多いので、年式だけで判断しないようにしましょう。

外車・輸入車のリセールランキングはどう見ればいい?
ネットのリセールランキングは、条件をそろえた一つの目安です。順位よりも「なぜその車が上位なのか」という条件を読み取るほうが役に立ちます。
輸入車のリセールランキングを探している方もいますよね。
ネットで見かける車のリセールランキングは、作った人がどの年式・どの走行距離・どのグレードで比べたかによって中身が変わります。
だから同じ車名でも、自分の車の条件とずれていると、順位どおりの値段にはなりません。
- いつの時点のデータか(新型が出る前か後か)
- 年式と走行距離の条件は自分の車に近いか
- グレード・駆動方式・パワートレインは同じか
- 新車価格に対する割合か、売れた金額そのものか
- 修復歴や色の条件はそろっているか
この記事で外車のリセールランキングを数字で作らないのも、同じ理由です。
条件がそろわない順位を見るより、自分の車と同じ条件で今いくらになるかを確かめるほうが、ずっと確かな材料になります。
例えばこんな場面で順位とずれる
ランキングで上位の車種に乗っていても、見積もりが思ったほど伸びないことがあります。
例えば、ランキングが新型の発表前のデータで、今はもう新型が出ている場合です。ひとつ前の型として見られるので、表の順位と見積もりがずれるんです。
店でこんなやり取りになることもあります。
「ランキングでは上のほうの車だと思っていたんですが」
「同じ車名でも、型と装備で見方が変わるんです。こちらのお車は保証と記録簿がそろっているので、そこは評価しています」
こう言われたら、どこが評価されて、どこが値段を下げているのかを聞いてみてください。その答えが、ほかの店で見積もりを取る時の物差しになります。
外車のリセールについてよくある相談
知恵袋などでよく見かける、外車のリセールについての相談を3つ取り上げて答えてみます。
ベンツのような輸入車はリセールが悪いと聞きます。本当でしょうか?
「輸入車だから悪い」と言い切れるものではありません。保証の残りやボディタイプ、色などの条件で大きく変わるので、自分の車の条件で見積もりを取ってみるのが一番の答え合わせになります。
相談1. 外車でリセールが高い車種やメーカーはある?
「外車でリセールバリューが高い車種やメーカーはありますか」という相談は多いです。
答えとしては、メーカーで一律には決まりません。同じメーカーでも、SUVとセダン、売れ筋グレードと特別なグレードで見られ方が違うからです。
メーカーで選ぶより、ボディタイプ・色・グレード・保証の条件を見るほうが、リセールの高い車を探す近道になります。
相談2. 残価設定のプランで乗っている車のリセールは?
フォルクスワーゲンなどの残価設定型のプランで乗っている方からは「最後に返すのと売るのと、どちらがいいの?」という相談も見かけます。
契約の最後にどんな選び方ができるかは、プランや契約ごとに違います。
まずは契約書を読み返して、ローン会社やディーラーに残りの金額と途中で売る時の扱いを確かめましょう。そのうえで、買取店の見積もりと並べてみると比べやすくなります。
相談3. 1年後に売るなら、どの車がリセールがいい?
「1年後に売るとして、どちらの車のリセールが高いか」という相談もよく見かけます。
ただ、1年後の値段は、その間にモデルチェンジがあるか、走行距離がどれだけ伸びるかで変わってしまいます。
先のことを予想しすぎるより、売る直前に今の値段を確かめるほうが確かです。
ローンで買った車は、車検証の所有者がディーラーやローン会社になっていることがほとんどです。売る時は完済が条件になるので、残りの金額を先に確かめておきましょう。
今乗っている外車の価値を確かめるには
自分の車のリセールが知りたくなってきました。何から始めればいいですか?
まずは相場の幅をつかんで、そのうえで下取りと買取の見積もりを並べてみましょう。比べる材料があるだけで、売るか乗り続けるかが決めやすくなります。
リセールが気になったら、今の車の買取相場を自分で確かめるところから始めてみてください。
外車の手放し方は、ディーラーの下取りだけではありません。買取店に売る方法もあり、輸入車をよく扱う店もあります。
- 車検証で年式・型式・グレードを確かめる
- 同じ条件の中古車がどれくらい出回っているかを見る
- ディーラーで下取りの金額を聞く
- 買取店2〜3社に見積もりを出してもらう
- 保証・車検・税の基準日と合わせて、売る時期を決める
査定の値段は店ごとの基本価格が出発点なので、店によって違うのは自然なことです。
だからこそ、1社だけで決めず、いくつかの見積もりを並べて相場を知っておくと安心です。
相場の調べ方は外車の買取相場の調べ方で、売り方の全体は外車の買取で損しない売り方でまとめています。

売る時期もリセールに関わる
売る時期は、新車保証が終わる前・車検の前・4月1日の自動車税の基準日の前、が一つの目安になります。
自動車税は、毎年4月1日時点で車検証に所有者として登録されている人に1年分かかります(東京都主税局)。
売る時期の決め方は外車の売り時はいつ?で詳しく紹介しています。
次の車でリセールを意識したい方へ
今の車を売って次の外車を選ぶなら、色やグレードの選び方で売る時の差が出ます。
次の車選びでリセールを考えたい方は、リセールを考えた外車の選び方も読んでみてください。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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今の車がいくらくらいで売れそうかは、一括査定サービス「ナビクル」で調べられます。
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買取店の査定を受ける前に、すぐ金額の目安が分かるのが便利なところです。

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これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。
すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
- 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる
金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。
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それより安い下取り額では、話がまとまりにくくなります。
それでも下取り額が上がらなければ、高く買ってくれる買取店に売ればいいだけです。売るかどうかは、金額を見てから決めて大丈夫ですよ。

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表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。
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よくある質問
外車のリセールは国産車より低いですか?
一律に低いとは言えません。新車価格や保証の中身が違うので、同じ物差しで比べにくいんです。自分の車の条件で見積もりを取って確かめましょう。
リセールが良い外車はどんな車ですか?
中古でも探す人が多いボディタイプ、定番の色、売れ筋のグレード、保証の残りや整備記録がそろった車は、値段がつきやすい傾向があります。
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まとめ
- 外車のリセールは「外車だから低い」とは決まらない
- 値段は次に買う人の多さで決まり、保証・型・ボディタイプ・色で変わる
- リセールが良い外車は、SUV・定番色・売れ筋グレード・記録簿ありがそろいやすい
- ランキングは条件をそろえた目安として読み、順位をうのみにしない
- 今の車の価値は、下取りと買取の見積もりを並べて相場をつかむ







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